あとがき

2002年3月、私は念願のインドへ行った。
今まで東南アジア中心に旅に出ていたが、やはり心はインドにあった。なぜインドなのだろう。物価が安く貧乏学生には長期滞在できるのがありがたいが、それだけではないはずだ。
インドには強烈な個性がある。インドの文化、宗教、そして、そこで生活する人達。私はインドの熱気と匂いを求めていた。しつこいぐらいの客引き、ヒンドゥー教の中で生活する人たち、牛、カレー、糞。どれも、私の乾ききった心に、熱い刺激を与えてくれた。
あれから1年経ったが、まだインドへの憧れは強く残っている。

旅ではいろいろな国の旅行者と会い大いなる刺激を受ける。
インドでは旅なれた強者が集まるのでそれもまた楽しかった。
このインド旅行でも多くの旅行者と会った。
狭い日本にいる私は世界は広いと、旅行者にあうたびに思うのである。
人との出会いも旅の面白さのひとつである。


これからインドへ行こうと思っている人へ。
インドへ行ったら好きになる人と嫌いになる人に、大きく分かれるとよく言われる。
インドは個人旅行者にとっては難しい旅行になるかもしれない。
でも、それだけインドは個性が強く刺激に溢れているのだ。


インド旅行4箇条


1 近寄ってくるやつは疑ってかかるべし


インドでは、ほとんど個人旅行者に近寄ってくる人は、何かしら狙っている。ただ、いい人もいるので見極めるのは難しい。人を信用しなくなるのは寂しすぎるので、自分の感を頼りにしてください。


2 値段交渉はしっかりと


なんでもそうだが、インドでは安いからと言って妥協して金で済ますと向こうの思うツボになる。


3 同じ個人旅行者と積極的に情報交換する


危ない所や、これから行こうと思っている所から来た人の話は貴重です。また、自分の知らないイベントなどの情報も手に入る。


4 ガイドブックに頼りすぎるな


ガイドブックに書いているのが正しいとは限らない。地図やだいたいの物価、観光情報など参考程度に。自分の足で情報はつかもう。またガイドブックを持って歩いているとひったくりなどに狙われやすい。



以上、インドは最低限の注意さえ払えば楽しい旅行ができるはずです・・・


いつかまた、インドへ行こう。


2003年12月29日 渡り鳥太郎



*「インドへ行こう」に登場する人物は全て仮名にしています。



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